【学生ライター】武家屋敷

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伝統と歴史

武家屋敷通りをお散歩

武家屋敷通りをお散歩
白石城から武家屋敷に向かう道には、歴史を感じられる建物が並び、透き通った水が流れる水路があります。水路の上を跨ぐ橋もまた、風情を感じられるもの。
宮城にもこんな町並みがあったのかという興奮と、安らかで美しい風景に、心が洗われたような気持になりました。

武家屋敷に到着

武家屋敷に到着
まず、この橋の向かいにある建物で入場券を購入します。
入場料は200円で、広い駐車場もあるので安心です。
橋を渡ると、武家屋敷の入り口である切妻造の棟門が待ち構えています。

茅葺屋根が印象的な外観

茅葺屋根が印象的な外観
武家屋敷と聞くと、瓦屋根で力強い建物を思い浮かべていましたが、ここは茅葺屋根と土壁の外観が印象的で、とても柔らかい印象でした。
このように、古くからの外観がしっかり保たれているのはこの旧小関家だけで、平成3年に小関家から白石市へと寄付され、全面修復されて現在に至るそうです。
平成5年には、宮城県指定文化財にも指定されている建物です。

光と囲炉裏がつくる暖かな空間

光と囲炉裏がつくる暖かな空間
武家屋敷は、実際に中に入ることができるので、茶の間に上がってみました。
両側の障子から差し込む光と行灯の光が優しく温かな空間をつくりだしていました。
中心には囲炉裏があり、炭は燃えていませんでしたが、つい火にあたるポーズをしたくなるほど、情緒あふれる空間です。

敷地内にも流れる水路

敷地内にも流れる水路
旧小関家の敷地内にも水路が流れていました。
通りの水路より水を近く感じることができ、透明感もより感じ取ることができました。
水際まで降りられる階段があり、もう少し暖かければ座って足を水につけたいと思うほどキラキラしていました。

庭に生きる木々

庭に生きる木々
敷地内には、たくさんの木々が植えられ、盆栽も並んでいます。
庭には木の根が交差して張り巡り、幻想的な雰囲気が感じられました。
この日は天気にも恵まれ、綺麗な写真をたくさん撮ることができました。
宮城県に住み、白石市にも何度か訪れたことがありましたが、このような町並みがあることは今回初めて知りました。
歴史を感じられる風景が好きな人にはぜひおすすめしたいスポットの一つです。
仙台市からも1時間ほどで行くことができ、普段とは違う時の流れを感じることができる場所です。
名称
指定文化財 武家屋敷旧小関家
所在地
白石市西益岡町6-52
アクセス
◯東北本線白石駅から徒歩で15分
◯東北自動車道白石ICから車で10分

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